バナナで釘を打つのに最適な温度は何度なのか？実験してみた

　昔、モービル社の車のオイルのコマーシャルでこんなのがあった。「-40℃の世界では、バナナで釘が打てます。」このＣＭは当時のちびっ子たちのハートを釘付けにし、冷凍庫で凍らせたバナナで釘を打つ子が続出したという。その後、凍らせたバナナで釘を打つことは数々の研究者によって検証されていったそうだが、なかなかうまくいかなかったという。

　そこで、科学的見地に基づいた日常に潜む奇妙な科学技術を日々研究しているブログ「結晶美術館」さんが、バナナに釘を打つ最適な温度とはいったい何度なのか？という、壮大なる実験を行ったそうだ。 　実験は−40℃、−78℃、−196℃、と、バナナを凍らせる温度を徐々に下げて行われた。さてその結果はいかに？

【バナナで釘を打つのに最適な温度 - 結晶美術館】 　当時話題となったモービル社のオイルのＣＭはこちら。

　バナナもすごいけど、バラもすごいな！ 　ということで、結晶美術館の検証によると、バナナで釘を打つ温度は、低すぎても高すぎでもダメで、-20℃から -40℃が適しているということが判明したようだね。モービル社の実験映像はバナナで釘を打つのに最適な温度で行われていたということになるね。ご家庭にある冷凍庫の中の温度はど真ん中でも-18℃だというから、家でやってもなかなかうまくいかないわけだ。

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