カラパイアの歩き方

最新MRI装置の画像解像度がすごい
 昨今の技術は本当に進歩している。世界で最強のMRI装置で撮影した驚きの画像をぜひ見てもらいたい。

 標準的な病院のMRI装置では数十分から1時間かかる高解像度の画像を、この機器はわずか4分で仕上げてしまう。専門家も初めて見るほど詳細に人間の脳の様子を提供してくれるのだ。
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ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡が発見した何百もの放浪惑星の謎
 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は最近、宇宙空間を漂う不可解な「放浪」惑星を500以上検出した。これらの恒星を持たない「自由浮遊惑星」は、長年にわたり科学者たちを悩ませてきた。

 だが新たな研究によりその謎が解き明かされるかもしれない。

 宇宙を放浪する謎の惑星たちは、大きな恒星によってさらわれて迷子になっているのかもしれないという。

 もともとは太陽のような恒星の周りを回っていたのに、そのそばを通過した天体の重力によって、無理やり引き離されてしまった可能性があるという。
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クロックスが指型のチャームを限定販売
image credit:Crocs
 世界中で人気のクロックスのサンダルは愛用している人も多いことだろう。甲の部分に空いている穴にチャームを入れることで独自のカスタマイズを楽しんでいる人もいる。

 そんな中、クロックスの公式サイトではとてつもなくユニークなチャームの限定販売を開始した。なんとそれは5本セットとなった足の指を模したチャームである。

 上の画像を見ればわかるように、装着すると穴から指が付きだしているように見える。これで街を歩けば、一定数の人を驚かすことが可能だろう。
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 冬になると冬眠する生き物…といえば何を思い浮かべるかな? 熊やリスなんかがすぐに思いつくかもしれないね。亀の仲間にも冬になると冬眠して過ごすものたちがいる。

 だが今回紹介するニシキガメは、何と氷の中で心臓まで止めて冬を越すんだそうだ。BBCのデビッド・アッテンボローさんのナレーションでお楽しみいただこう。
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image credit:@yeahfilms/threads
 どうしても止まってくれないドライバーに効果てきめん。歩行者が横断歩道に設置された「レンガ」を持って振り回しながら歩くと、車は停止してくれたという。

 「もし停止しないとこれで車を傷つけるぞ」と無言の圧力をドライバーに与える斬新な試みだが、実はこれ、歩行者を平気で無視するドライバーが多いカナダ、バンクーバーの安全推進団体が、エイプリルフールのジョークのつもりで試したものだという。

 仕様されているレンガは本物ではなく発泡スチロール製だが、それでも実際に効果があったというのだから驚きだ。
野生の鳩がひとなつっこすぎて里親募集
 そもそも本当に野生だったどうかすら疑ってしまうほど、やたら人なつこいハトが動物保護センターの敷地の近くを頻繁に訪れていたという。

 そしてある日のこと、そのハトはセンターの職員の肩に乗って一緒に施設内に入ってきてしまったのだ。

 足環はついていないのでペットではないはずだ。施設の医療スタッフが確認したところ、健康状態は良好と判断され施設の外に放たれた。

 ところが何度逃がしても、施設の人たちの頭や肩に乗って、自ら施設に戻ってきてしまう。
プリオサウルスの完璧な頭蓋骨が発見される
 2023年、英ドーセット州、ジュラシック・コースト沿いの崖から、1億5000万年前のプリオサウルスの頭蓋骨が発見され世界を揺るがした。

 「シーレックス」と名付けられたこのプリオサウルスの約2mの頭蓋骨は、表面積の95%が完全なもので、「もっとも完璧なプリオサウルスの頭蓋骨」としてギネス世界記録に認定されたそうだ。

 シーレックスは生きている時そのままに、ギラリと並んだ130本のとがった歯をはじめ、オリジナルの骨がほぼすべて残っている。

 英国ブリストル大学のプリオサウルスの専門家ジュディス・サッスーン博士は、「キンメリッジアンのプリオサウルスはいくつも研究してきましたが、これほど保存状態の良いものは見たことがありません」と、ギネスに語っている。
猫の面白い表情
 猫のこの表情はうれしみを表しているのだろうか?悲しみをあらわしているのだろうか?絶望?混沌?それとも恍惚?無我の境地?

 あることをされている間中、猫はこの表情のまま固まってしまったようだ。いったい猫は何をされていたのか、さあみんなで考えよう。
古代ペルーの壁絵はサイケデリックな儀式を現していた可能性
 ペルー南部の火山岩に刻まれた一連の古代岩絵は、もしかしたら幻覚作用のある植物を使った、2000年前のシャーマンの儀式の様子を表現しているのかもしれない。

 ジグザグの線や幾何学模様に囲まれて、いかにも踊っているように見える人間のような姿が多数見受けられるのだ。

 新たな分析で、これら抽象的な図形が、参加者をトランス状態にして別次元へと導くサイケデリックな儀式の様子を表しているのではないかとの説が浮上している。
AIの性格特性を進化させることに成功
 SFの世界に出てくる、人間のような性格を持ち、人間のように思考して行動するAIの開発が盛んにおこなわれている。

 名古屋大学の研究チームは、ChatGPTのような生成AIに性格付けをし「囚人のジレンマ」ゲームをさせ、生存競争を繰り広げさせた。

 すると、最初は利己的で自らの利益ばかりを追求していたAIグループが、世代を経るうちに徐々にチームワークを重視し、協調性を持つ性格に進化していく様子の観察に成功したという。
値段が安すぎる!と客に銃を向けられたバーガーキング転任
 「ポテトが入ってなかった!」という理由で、発砲事件が起きたこともあるアメリカのファストフード事案だが、今回はなんと、「値段が安すぎる!」という理由で銃を取り出した客がいたらしい。

 しかも現場は朝9時のバーガーキングのドライブスルーだ。実はこの日はイースター(キリストの復活祭)の祝日で、店ではその日にちなんだキャンペーンの割引価格で商品を提供していた。

 安くて何がいけないんだよ!と思わず突っ込みたくなってしまうが、銃を向けられた店員にとっては、話の通じない客に殺されそうになるという散々なイースターになったようだ。
ワニを餌付けしすぎた結果太りすぎて保護される
 アメリカ、フロリダ州で住民たちが大量に餌を与えた結果、太りすぎてしまった野生のワニが保護された。このワニはこれから減量させるというが、それが成功しても一生施設暮らしになる。

 このオスのワニは「コカ・コーラ」の愛称で親しまれていたが、住民らが無秩序に高カロリーな食べ物を与え続けたため、標準をはるかに超える極度な肥満体になっていた。

 フロリダ州では野生のワニへの餌やりは違法で、こうした餌付けが彼らを不健康にする。

 施設によると、これほど人から餌をもらうことに慣れてしまったワニは、人に近づいてくるので危険な存在となり、二度と野生には戻せないという。
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 器用にドアを開けるペットたちは珍しくないし、中には冷蔵庫を開けて中身を持って来てくれるわんこもいたりする。



 今日紹介する動画でも、近所の猫のためにドアを開け、最後はちゃんと閉めるまでをやってくれる犬が登場するよ。楽しんでね!

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 アメリカのボストンマラソンで、旗をくわえ熱心にランナーを応援する姿が評判になり、マスコットとしてみんなに愛されるも、13歳半でこの世を去った犬のスペンサーを覚えているだろうか?

 2013年から約9年間、悪天候でも毎年会場の人々を笑顔にしたスペンサー。そんな尊い彼が2023年に闘病の末に生涯を閉じた時は、おおぜいの仲間と人がその死を悼んだ

 それから1年経った今年3月、ボストン郊外の町で大会に貢献したスペンサーの銅像がお披露目された。

 場所は彼がいつもいたボストンマラソンのコース沿いで、今年から大会を見守る銅像も、生前のスペンサーと同じように、旗をくわえたなつかしいポーズだ。
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