カラパイアの歩き方

オランウータンが自作でハンモックを作り上げる
 森の賢者(賢人)として知られているオランウータンは確かに賢かった。そして手先もすごく器用だった。器用さに関しては私より何倍も上かもしれない。

 動物園で飼育されているオランウータンは布を利用して快適なハンモックを作ろうと思い立ったようだ。

 柵のコーナーの部分に、布のの両端をそれぞれに通して結んだのだ。ギュッギュっとほどけないように固く結び、その上に寝てみる。

 だが少し小さかったようだ。オランウータンはここからさらにハンモックを改良し始めるのだ。だれの指示もうけず全て自分で考え、自分で行動しているのもすごい。
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木星衛星「エウロパ」に炭素があることが確認される
 氷に包まれた木星の第2衛星「エウロパ」で、地球型生命に不可欠とされる「炭素」があることが判明したそうだ。

 エウロパは、太陽系で生命の発見が期待される最有力候補だ。その氷の地殻の下には、塩を含んだ液体の海があり、岩石の海底があることもわかっている。

 地球上の生命は炭素をベースにしているため、私たちが知る生命がエウロパに存在するには、これが絶対に必要になる。

 そしてこのほど、NASA「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の観測データから、エウロパの表面に「二酸化炭素」の氷があることが確認されたそうだ。

 分析の結果によれば、この炭素は内部海からもたらされたものであるという。エウロパに生命が存在するかどうかのカギを握っており、非常に重要な発見となる。
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 今年の3月、インドネシアのバリ島で犬の散歩をしていた女性が、草むらで痩せ細った犬を見つけた。犬はひどく弱っており、自分では歩けないようだった。

 幸いなことに、この犬を発見したのはバリでシェルターを運営しているザビーネ・カウフマンさんだった。彼女はすぐに犬を保護することにしたんだ。
光を使って植物と会話するするシステムを開発
 植物に話しかけて、害虫や異常気象といった危険を前もって知らせることができたらどうだろう? 英国ケンブリッジ大学の植物学者チームは、まるでSFの世界を実現しようとしている。

 植物と人間のコミュニケーションを橋渡ししてくれるのは、「光遺伝学(光でタンパク質を制御する手法)」という技術だ。

 『PLoS Biology』(2023年9月21日付)に掲載された研究では、この技術を植物向けに改良することで、光ベースのメッセージを送信することに成功したと報告している。

 「Highlighter(ハイライター)」と呼ばれる新技術は、まだ開発の初期段階でしかない。それでも光のメッセージで植物に語りかけ、免疫や色素生成をコントロールできることが確認されているそうだ。
公道に勝手にスピードバンクを設置した隣人
 ご近所トラブルのもとになる迷惑行為といえば大音量で住民を恐怖に陥れた男性のような騒音問題も困りものだが、この世にはあろうことか、公共の道路を勝手に改造する迷惑なご近所さんもいるようだ。

 TikTokユーザーのスティーブさんが怒りをあらわに非難するのは、隣人が公共の道路に勝手にやった信じがたいDIYだ。

 彼によると、問題の隣人は、周囲にも相談することもなく自宅前の公道に、車を減速させるための スピードバンプ(speed bump)を4つも設置。

 つまりスティーブさんや近隣住民も使う道路を無断でしれっと改造し、妙な障害物を大量につけたのだ。

 さらに悪いことに、そのお手製のスピードバンプは縁石より高さがあり、ドライバーにも危険なことから視聴者から「これはひどい!」と怒りのコメントが相次いでるのだ。
ポテトが入っていない苦情を受けた従業員が発砲騒ぎ
 アメリカでは、「ポテトが冷めていたから」という理由で発砲事件に繋がることがあるが、「ポテトが入っていなかった」と苦情を言われたファストフード従業員が、顧客に発砲することもあるようだ。

 ドライブスルーでセットメニューを頼み、代金を払ったにもかかわらず、1品抜けていたとあれば、客は従業員にもの申すのは当然のこと。

 しかし、口論がエスカレートし、従業員がポケットから銃を引き抜く事態となった。というか勤務中銃を携帯していたことにも驚きだ。

 幸い顧客に怪我はなかったが、この件で顧客がその従業員とファストフード会社に対し訴訟を起こしていたことが今回明らかになった。
子供の車を運び出そうとするママたちの決定的間違い
 個人的にはこのママさんたちと同じタイプなので、とても他人事とは思えないし、「あるある」と思ってしまうのだが、そうじゃない人は思わず笑ってしまうかもしれない。

 2人のママさんが、子供用の電動乗用車を必死にドアから運び出そうとしているのだが、なかなかうまくドアを通せずに苦労しているようだ。

 その様子に気が付いた父親らしき人はすぐに撮影を開始した。彼女たちの行動のおかしさに気が付いたのだ。果たして彼女たちの犯したミスはなんなのか?この後すぐ!
散歩中の犬をロックオンした猫、そのまま家族に
 愛犬を散歩させていたところ、どこからともなく野良猫が現れた。猫は犬のそばにひっついて離れない。散歩中ずっとついてくる。

 よほどこの犬のことが気に入ったのだろう。あくる日もあくる日も猫は犬を見つけるとすぐにロックオン。

 結局飼い主はこの猫を家族として迎え入れることとなるのだが、もしかしたら、背後にNNN(ねこねこネットワーク)が絡んでいるのかもしれない。
病院に行くのを先延ばしにするアメリカ人、その理由とは?
 アメリカ人の10人に4人が、病院に行くのをためらっているという。

 米国成人2,000人を対象とした今年の調査によると、病院に行かない理由として、半数以上の人がその医療費を支払う余裕がないと答えた。

 他の理由としては、医療処置や検査に対する不安、深刻な診断が下るのが怖い、子育てや介護などで疲れ切っていてそれどころではないなどがあった。
子供の頃から清掃員女性と大の仲良しの犬
 犬の愛情はたくさんの人を幸せにしてくれる。その愛情は飼い主だけでなく、自分を好きでいてくれる第三者にも注がれることがある。

 飼い主とマンションに住む犬は、子供の頃にこの建物を清掃する女性と顔見知りになった。女性は犬が大好きで、甲高い赤ちゃん言葉で犬に話しかけ、体中を撫でてくれる。

 犬は掃除機の音が聞こえると、女性が近くにいることを認識したようで、家の中にいても音が聞こえてくると、会いに行かせてとドアの前で催促するという。
スッポンタケのタイムラプス映像"
 スッポンタケというキノコを知っているだろうか?成熟すると傘の表面がベトベトし、そこから異様な悪臭を放つ。その形状はあまりにも息子スティックに似ており、親近感を覚える人間もいるとかいないとか。

 その一生を30秒にまとめた貴重なタイムラプス映像が公開された。

 たった3時間で力強く屹立したかと思うと、無数のハエにたかられ、やがて弱々しく倒れていく。その姿には、どこか人間の人生にも似た儚さや哀しさのようなものが感じられるかもしれない。

 だが目的であるハエをおびき寄せ、胞子を分散させることに成功したのだから、スッポンタケ的には「我が生涯に一片の悔いなし」といったところだろう。
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 セルビアのハイウェイの路上を走り回る、小さな子犬らしき姿が防犯カメラにとらえられた。このままではいつか車に轢かれてしまうかもしれない。

 だが、行きかう車はどれも子犬たちには目も止めずに走り去っていくようだ。そこで保護団体の男性が、子犬たちを保護するために現場に向かったんだ。

 
アメリカの高齢者はなりすまし詐欺に注意
 アメリカで行われた調査によると、他人のふりをしてお金や個人情報をだまし取ろうとする「なりすまし詐欺」にころっと引っかかってしまう高齢者は、想像以上にたくさんいるという。

 「なりすまし詐欺」は、日本だけでなく世界中で大きな問題となっている。

 米国、ラッシュ大学医療センターの研究チームは、政府による調査を装って高齢者に連絡し、個人情報の提供を求めてみた。すると、3分の2の人が詐欺の試みに応じなかったものの、残りの人は要求に応じるか、疑問を持ちながら情報提供を検討したという。
ネットだから見ることができるレアな光景
 インターネットの登場で私たちが生涯で目にする領域は果てしなく広がった。

 昔であれば目撃どころか知ることさえなかったであろうレアな瞬間や、変わった色の動物、息をのむほど荘厳で美しい光景もあらゆる人とシェアできるようになったからだ。

 今やその場にいながらにして多様な世界を見聞できる時代。地球を照らす太陽の意外な顔から宝石のような砂粒の世界まで垣間見ることができる。

 今回は海外のネットユーザーが目を見張り、驚愕したものの中から選りすぐりの14の画像ピックアップして紹介しよう。
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