image credit:the_daily_bood/Instagram
今月、飼い主がSNSに投稿した飼い猫についての物語が多くの人の心を震わせている。その猫は18歳のおじいちゃんで、寒くなってくると大好きなセーターをいつも着て過ごすそうだ。愛用度が高いために、胸のあたりがほころびかけているが、猫にとっては長年愛着しているお気に入りのもの。万が一、誰かがセーターを脱がせようものなら、延々と鳴(泣)き続けるという。
18歳の老猫スティーヴのこと
去年2月、ユーザー名ロジートロールさんがimgurに投稿した飼い猫スティーヴの写真は、多くのユーザーの心をほっこりさせ、今月改めてシェアされた写真や動画は予想以上に拡散した。My Old Man
アメリカのニュージャージー州に住むロジートロールさんは、18年間ずっと一緒に過ごしてきた愛猫スティーヴについて、このように語っている。
スティーヴは、私のことをとても大好きでいてくれて、いつもひっつきたがります。私が視線から外れることがたまらなく辛いようで、特にシャワー中は私を大声で呼び続けます。
image credit:rosytroll/imgur
また、スマホと私の間に割り込んで、とにかく気を引きたがることが大好きです。年老いてきて、糖尿病や腎臓の病気など、いろいろ健康問題も出てきているので、私がスティーヴと過ごす時間は残り少ないだろうと自覚していますが、今も昔も変わらず私にとってスティーヴは最高のペットです。
image credit:rosytroll/imgur
スティーヴと強い絆を築いているロジートロールさんは、愛猫についてこのように話している。
スティーヴは、生後8週目の時に我が家にやってきました。当時、私は12歳で、家族はアリゾナ州フェニックスに住んでいました。
家族の友人一家の飼い猫が子猫を産んだということで、両親は私の妹を連れて子猫に会いに行きました。もともと、猫は妹のものになる予定だったのです。
スティーヴを引き取ってしばらくは、他の猫にも慣れさせたほうがいいと、飼っている老猫と一緒の部屋に入れておいたのですが、いつも鳴き声をあげていました。
だから私がそっと部屋に入って、スティーヴを慰めているうちに、スティーヴは妹より私によくなつくようになりました。
もともと、私とスティーヴとの間に、縁があったのかもしれません。
その後、家族は犬も飼い、妹は「猫より犬のほうが好き」と大喜びし、幸いにも激しい失望からはすぐに立ち直ってくれて、数年後の私の誕生日に「お姉ちゃんにスティーヴをあげる」と“正式”に譲り受けたんです。
以来18年間、私とスティーヴはいつも一緒にいます。
スチィーブとお気に入りのセーター
愛情深いスティーヴは、ロジートロールさんが大好きで、いつも何かと喋りかけて寄り添ってくるという。過去に、数日離れてしまったことがあったが、スティーヴはロジートロールlさんに会えないショックで、餌も口にしなかったそうだ。
しかし一方で、一緒にいる時は遠慮なく自分の要求を主張しようとし、少しでも不満があるとロジートロールさんに向かって叫ぶスティーヴ。どうやら、お気に入りのセーターについても、同様の態度を取るようだ。
今月投稿されたimgurでは、ロジートロールさんは年老いたスティーヴがお気に入りのセーターを着ている写真をシェア。
This is Steve. He’s 18 and cries if I take his sweater off.
スティーヴにとって、寒い時期が近付くとセーターは欠かせない“ぬくぬくアイテム”のようだ。セーターに包まれている感じがよいのか、愛着のあるそのセーターを脱がせようとすると、延々と鳴き(泣き)続けるという。
image credit:rosytroll/imgur
2019年2月にフェニックスからニュージャージー州に私が引っ越したのですが、関節炎も患っているスティーヴが機内で冷えてはいけないと思い、セーターを着せたんです。imgurでシェアした写真が予想以上に大きな反響を呼んで、喜びを口にするロジートロールさんは、見知らぬユーザーらがスティーヴのために新しいセーターを編みたいと申し出てくれたことも明かした。
最初着せられたときは慣れずに嫌がっていましたが、セーターの暖かさを心地よく感じたのでしょう。飛行機が着地する頃にはすっかり馴染んでいました。
それ以来、セーターが大好きになって、暖かい季節以外はいつも着ています。胸のあたりがほころびてしまっているのですが、脱がされたりすると爪を立てたり噛みついたりはしなくても、大声で鳴(泣)いて、不平を言います。
着せるとまた静かになって眠り始めるんです。スティーヴにとって、暖房がついているベッドでセーターを着て電気毛布で眠っている時が至福の時間のようです。
また、スティーヴのイラストを描いてくれた人もいたという。
スティーヴが、多くのユーザーの心をほっこりさせてくれたようで、とても嬉しい。(ロジートロールさん)なお、現在ロジートロールさんは新たにスティーヴのインスタグラムアカウント『the_daily_bood』を開設しており、そこでも日々のスティーヴを閲覧できる。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
駄々っ子か
かわいいな
2. 匿名処理班
何だろう。
泣けてくる。
3. 匿名処理班
ただただ、純粋にかわいい
4. 匿名処理班
前に靴下で猫のセーターだか
作るの見たことある意外と
作るのは簡単でその割に
効果は高いんだよね
5. 匿名処理班
ねこ「わたし、脱いだらすごい(鳴く)のよ」
6. 匿名処理班
うちにいた老猫も寒いと血尿出すからずっと服着せてたなあ
7. 匿名処理班
年取れば取るほど可愛くなる。
8. 匿名処理班
代わりのセーターを用意して
お召し替え頂くのはどうでしょうか
9. 匿名処理班
普通は舐めて毛並み整えたりビタミン補給の必要があるからよくないんだろうけど
猫もいろいろだな
10. ナパチャット
ちなみに後日別のセーターを着せたところ泣き止んだ模様
11. 匿名処理班
血尿は年齢問わず多い、尿路結石の事も。オスが特にかかり易い。すごく痛いし、尿毒症になると命とりなので早めに獣医師の手当てを。その後は療法食で普通に暮らせる。
なるべく水分を摂った方が良いので時々缶詰めやパウチ食、そこにお湯を少しかけてスープごはんにするとなお良い。腎不全の進行も遅らせる。
12. 匿名処理班
>>9
歳とると寒かったら腹壊したりするようになるんよ…
13. 匿名処理班
尾っぽが二又に成ってませんか?
14. 匿名処理班
うちのデブ猫も、死んでもうすぐ一年になる。
15. 匿名処理班
時々動物に服着せるのは人間のエゴって言う人いるけど冬着せるのは保温と犬の場合は散歩時の汚れ防止の意味もあるし小型動物は冬に動いてないと体が冷えやすいみたいで寒がる
16. 匿名処理班
鳴いてるとこの動画は無いのか。。。
17. 匿名処理班
※15
着せ替え人形を楽しむように人間に似せたデザインの服を着せてるのは正直嫌いかな
でもこの子のように一目で猫のための洋服!というのがちゃんと分かるようなのはほっこりするし可愛いと思うよ
18. 匿名処理班
※15
崩壊したドッグパークから引き取ったレース用のウィペット飼ってる人は、冬の散歩の時は綿入れやセーター着せてる。
ビロードみたいな短い毛だから着せないとがたがた震えてるよ。
あと、真冬に牛の着ぐるみ着た老犬も見たことがある。
19. 匿名処理班
猫用電熱ベストとかどうか?
と思って、検索したら主に犬用のペット専用電熱ウェアというのがあるのはわかった。
感電や低温やけどの心配のない安全設計の製品なら需要はあるかも。
20. 匿名処理班
ほころびがかえっていい感じ
もふ毛がはみ出してて可愛い!
21. 匿名処理班
寒がりなネコさんですにゃう
22. 匿名処理班
トップ写真は三浦春馬に似てる