ネコメガエルが水滴を身に纏うとジャバザハットとなーるぅ。

　どっかで見たことあると思ったことだろう。そう、ジャバザハットさんである。このカエルが犯罪組織ハット・カルテルを仕切っていると言われてもまったく違和感がないのである。

　アマガエル科ネコメガエル属のワキシーモンキーアマガエル（ネコメガエル）の仲間なんだそうで、オーストラリアやニューギニア、インドネシアに生息する種だそうだ。 　このネコメガエルはイギリス ノーサンバーランド州アッシントンに住むキース・タルボットさん（47）のペットなのだそうで、名前をボスという。

　うん、ボスっぽい。 　よほどかわいがっているのだろう。水も滴るいいカエルな写真である。 　ボスは全長8センチ弱。ジャバザハットよりは小ぶりだけど威風堂々感は一緒やな。 　友情出演、ジャバザハット via:dailymail

　英名についているワキシー（WAXY）はこのカエルが皮膚から水を弾く油脂（ワックス）状の物質を分泌することに由来している。このワックスで体から水分が蒸発するのを防いでいるんだそうだ。

　さらにこのカエルが分泌する液体は鎮痛効果に優れており、モルヒネの40倍の効果があり、副作用もないということで、治療に応用する研究が進められているそうだ。

　肉食で好物は昆虫類や節足動物。通常のカエルは皮膚から水を吸収するのだが、ワックスではじいてしまうのでこのカエルは口から水を飲むという特徴を持っている

　日本ではネコメガエル属の仲間の南米に生息するソバージュネコメガエルがとても人気があるようで、飼育しているおともだちもいるようだ。 【ソバージュネコメガエル】給餌。手が可愛い。2013.6.27

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