思い返すこと2014年、アメリカ、ペンシルベニア州の動物保護施設「アニマル・レスキューリーグ」では、保護した猫と子どもたちの触れ合いを作り、猫のことを知ってもらう為、子どもたちが猫たちに絵本の読み聞かせをするというプログラムをスタートした。(関連記事)
この試みが功を奏し、保護された動物に対する理解が広まり保護動物の里親となる人が増え始め、アメリカ国内では子供たちが放課後のボランティア活動として、動物保護施設で保護動物たちと触れ合っていくという運動が広がりをみせつつある。
そんな中、アメリカ、ミズーリ州セントルイスの動物保護施設では昨年12月12日、市内の小学校と提携し、子どもたちに来てもらい保護されている犬に本を読み聞かせるという企画「Deck the HOWLS」を行った。
Deck the HOWLS at the Humane Society of Missouri!
犬が収容されているケージ の前で本を読む子どもたち
猫の時とは違い、犬たちはケージ に入れられたままだが、それでも檻の前に座り、子どもたちの声に熱心に耳を傾けていたという。
様々な事情で保護されてきた犬たちである。中には虐待されていた犬もいる。人間への信頼を失いかけている犬でも、やっぱり人間と共に暮らしたいのだ。
犬は子どもたちの楽しそうな声が大好きだ。内気だった犬たちも、徐々にその心を開き、子どもたちの声にぬくもりを感じ取っていたという。イベントに参加した子どもたちは、、読み聞かせした犬たちの引取先が早く決まるよう、犬舎にたくさんのメッセージを飾り付けたという。
distractify・refinery29.
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コメント
1. 匿名処理班
以前の記事のコメントにもありましたが、ここ数日続いていたYoutubeの動画の機能異常(収録時間が表示されないなど)が、五つ前の記事では正常に戻ったのに、この記事ではまたおかしくなっているみたいです。
2. 匿名処理班
×ゲージ
○ケージ
意味が全く違う。
わからないなら、檻とか犬小屋とか他の言い方で。わざわざ違う意味の言葉使わないで。
3. 匿名処理班
自分のために何かをしてくれる人がいる。
それを直に感じ取れるのは大事なこと。
4. 匿名処理班
前回ペンシルベニア州の記事の時も思ったけど、一緒に遊ぶとか手作りの餌をあげるとか数あるふれあいを差し置いてよみ聞かせが選ばれたのはなぜだろう?効果的っていうのはどういう結果のことなんだろう。元々狼だった頃の野生生活の中にも、飼い犬としての生活の中にも、よみ聞かせ(られ)の時間なんて皆無かごく少ないと思うんだけどな。省スペース低予算内で最大効果のコミュニケーションをとれるってことかなあ。
5. 匿名処理班
一瞬、犬に読みきかせしてもなぁ…って思ったけど
ようは話題作りなんだな
保護施設に注目が集められば、引き取り手が見つかる犬も増えるわけだしな
6. 匿名処理班
こういう機会を作ることで里親の定着率も上がりそう!またすぐ捨てるのはやっぱりね…
7. 匿名処理班
犬さんたち、穏やかなこどもさんの声がすることで安心するのかな
8. 匿名処理班
※1
1です。機能また正常にもどりました。ありがとうございました。
9. 匿名処理班
※4
人間主体の考えがあるからじゃないかな
犬のためというより子供の為と思えばそんなに変じゃない
本気で犬の為を思うのであれば、まず人間を説得しないいけない
そういう意味では悪くない取り組みかもしれない
10. 匿名処理班
※4
子どもも犬に対しての知識を深めた ってあるから
子どもにとって も良いのでしょう
犬は、人間の言葉を聞いてるし、人間(子ども)に慣れるのって意味では良いのかも
犬とのコミュニケーションの意味では、目も合わせて声をかけた方が良いと思うけどね
11. 匿名処理班
ある種、ファンドレイジング的な観点での活動なんだろうな
あと、
>犬は子どもたちの楽しそうな声が大好きだ
これは結構ありそうだね
12. 匿名処理班
エゴかもしれない、人間の。
捨てる人いれば拾う人有り、見向きもしない人いれば構う人もいる。
可哀想な犬の為に良い事を「してあげているんだ」 という自己満足のエゴ。
それでも、読み手から離れてはいかず一枚隔てて傍らに佇み寄り添う犬。
人が何をしているのか犬の頭では理解出来ないだろう、けど
人が自分の為に何かをしてくれている事の理解はしていると思う
思いたい、がこれもエゴかもしれない…犬の心を完全理解は出来ない事だから
只、悪い事では無い筈。だから大いにやって良い結果に繋がると良いな
世界中に犬が死んだと泣く事が出来る人はいるんだから
良き飼い主との良い御縁が有る様切に願うよ
13. 匿名処理班
これ面白いと思う。
読み聞かせの良い点として、人間の子供が、
じっと座っている
あまり犬と目を合わせない
静かな声でしゃべっている
犬にとっては緊張が少なくて済むし、相手を観察できる。匂いもかげたらいいね!
人間の子供にとっては、音読することでしっかり内容を追うだろうし、自分がお兄さんやお姉さんになった気分で責任感みたいなものも生まれてくれるといいな。
仕切りはお互いの事故予防だね。初対面同士だろうしさ。
14. 匿名処理班
日本では慈善事業と動物愛護は偽善と言われて広がらないからな〜。
やたらと理屈を並べて、ボランティアにも募金にも参加しない。
だからこういうの見ると心が洗われるわ〜。
15. 匿名処理班
動物のためには全く役に立たない
16. 匿名処理班
ガラス越しに子供が読み聞かせって意味あんのかなって最初は否定的に見たけど
例えば飼育放棄や虐待なんかで人を怖がる犬が保護されていたとして
害を及ぼす人間ばかりでは無い、穏やかな人間もいるって学習してくれたら
その犬にとって良い機会だし多少は意味の有る活動なのかなーと思った
実際はパフォーマンス的なものなんだろうけどね
17. 匿名処理班
まったく意味がないとは思えないなぁ
保護動物にも子供にも理屈抜きで、何か触れ合うモノがあると思うぞ
この交流を通じて一匹でも、まともな里親と出会える可能性もあるしね
人間の理不尽さを相殺する上での、エゴは救いなのではないかな
保護動物だけでなく人間にも
そうじゃなければ、哀し過ぎる
18. 匿名処理班
こういうのって、人間側の自己満だろって思うけど、
ヨーロッパに旅行いったときのペットの表情の豊かさを見ると、
効果はあるんだろうな
19. 匿名処理班
意味や効果は賢い人が考えるだろうから略
大事なのはその場へ足を運ぶ事
この世は現実の行動がすべて
言葉だけでは何も変わらない
20. 匿名処理班
※2
英語の記事を翻訳して紹介しているサイトなのだから
ペット系掲示板などでよくある取り違えではなく
誤入力だと思いますよ。
21. 匿名処理班
「Deck the HOWLS」は読み聞かせた本のタイトルではなく
シェルターにいる犬にホリデーシーズンの絵本を読み聞かせるイベントの名称かな。
「Deck the Halls(ひいらぎかざろう)」という日本でもおなじみの
クリスマスソングをもじったものだと思います。
邦題の通り、この場合の「Deck」は「〜を飾る」という意味で
イベントに参加したお子さんたちも、読み聞かせしたわんこたちの
引取先が早く決まるよう、犬舎にたくさんのメッセージを飾り付けたようです。
www.facebook.com/7778654587/photos/a.67162069587.67842.7778654587/10153820567384588/?type=3&theater
子どもたちが保護施設に気軽に立ち寄れるイベント、凄いアイディアですね。
ご紹介ありがとうございます。
22. 匿名処理班
「将を射んと欲すればまず馬を射よ」
これで子供が犬を好きになって親を連れてくる。
そしてみんなで幸せになればいい。
23. 匿名処理班
遊びたがったり、怯えて隠れたがってる犬を無理矢理縛りつけて読み聞かせしてるのなら偽善だと思うけど、この取り組み自体が偽善なんて全く思わない。
動物の代弁者になれるほど研究してる訳でもないのに、素直に受け取らず否定的な意見言えるボクかっこいいは見飽きた。
動物の気持ちを100%理解できないからこそ人間の考えうる動物にとっての幸せを追求するしかない。これはその幸せにする為の過程でしょ。
この取り組みの目的はコメ欄にいくつか書かれているけど正にそれだと思う。
24. 匿名処理班
見飽きたとゆうコメは要らんくないか?コメ欄は記事を見てそれぞれ感じたことを自由に書く場所だと思うからそうゆう考えや意見を否定したりするのは思想や言論の弾圧とかわらないよ
記事について感じたことだけ書けばいいよ
子供達の声も安心するけど地べたに座って読むことで犬と同じ目線の高さになるのも安心感を与えてるかもしれないね
こうゆう活動は続けばいいね