パブで飲んでいた1人の男が車にはねられ死亡したところから始まるショートフィルム「CODA」は、男の体から抜けた魂と死神とのやりとりが続いていく。現世に未練を残した男はまだこの世にとどまっていたい。死神に懇願するも「死」は絶対である。
ふわっとしたやわらかい画風で究極の死を描いたこの作品は20以上の国際的な賞を受賞し、第87回アカデミー賞、第42回アニー賞にノミネートされた。
※VIMEO 日本語字幕の出し方
車に轢かれた男性の体から魂が抜けだしていく
その魂を追う死神
死神に追いつかれた男性はまだ生きたいと懇願するも、死は絶対であることを告げられる。「さあ時間です」と男は死神の中へするりと入っていく。
そして男性は赤ちゃんに戻っていった。
死神は母神に変わった。赤子となった男性は祖父に手を引かれ自分のこれまでの人生をめぐることとなる。
人は死んだらどこにいくのか?死は避けることのできない唯一の絶対である。そしてそれが訪れるのかはわからない。それ故に人は死を恐怖し、克服するために様々な死後の世界を思い描く。このショートフィルムに描かれている転生も、またひとつの死生観である。
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コメント
1. 匿名処理班
死神の足短!
2. 匿名処理班
あらすじ翻訳plz
3. 匿名処理班
なんか不謹慎かもしれないけど車に轢かれた男性は
生まれ変わりラッキーだけど車で轢いた人はどうなの?
って感じその人の方がかわいそうに感じでしまいました
4. 匿名処理班
日本語字幕があるなんて親切だね。
5. 匿名処理班
火の鳥の鳳凰編に似たものを感じる。
6. 匿名処理班
※3
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7. 匿名処理班
引かれた男性が生まれ変わったというより、
今までの思い出を思い出しながら死神に連れて
行かれたように見えたんだけど、違うのか・・。
8. 匿名処理班
佳い映画だった。
以前観たフランス語の、死にゆく母狼と人間の子供の話と同じくらい、佳い映画だった。
9. 匿名処理班
…………おいちゃんには難解すぎて意味不明でした
映像は綺麗だなぁとは思うけど
10. 匿名処理班
※9
俺もそう思った
11. 匿名処理班
死んだらどうなるかは次のことが考えられる
確率的に考えれば人間以外の生命になる可能性が高い
なぜなら人間は億単位だが京単位以上で存在する生物がいるから
また、宇宙には無数に生命が存在していると仮定すれば
人間に生まれ変わることは何度も転生しないとやってこない
12. 匿名処理班
死んだらタイムマシーンに乗るようなものだろ?
宇宙には数え切れない数の生命がいるんだから。
地球以外の星では恐竜みたいなのがまだ生息してて
それに生まれ変わる可能性だってある。
13. 匿名処理班
芸術を見た。
14. 匿名処理班
異世界転生ものかと思った
15. 匿名処理班
※7
同じくそう思った。生まれ変わったんでなくて、この亡くなった男性が生まれてから今までの人生の走馬灯のようなものを見せてもらっているのでは。
作品の解説にも生まれ変わりとあるんだろうか、気になるな。
16. 匿名処理班
死と眠りに向かう赤ん坊を合わせてるんだろうな
お話を聞いてるうちに寝ちゃうんだ
悲しくて寂しくてやさしい
17. 匿名処理班
個人的には転生って概念は「死」って終わりに対する一つの救いを求める様な考えだと思う。
本当にあればいいなって気持ちもあるけど、次なんかあるわけない、って自分も居る。
生ききって堂々と死にたいな。
18. 匿名処理班
転生なんてない。
19. 匿名処理班
死神の声が橋本一子さんの声に聞こえてならない。
20. 匿名処理班
終わりの恐怖より終わりがない恐怖の方が遥かに大きいんだが…
21. 匿名処理班
エヴァっぽさをなぜか感じた
でもいまの庵野にこういうのはもう描けないんだろうな
あとおれは永遠にいきて後悔したいは
22. 匿名処理班
終わりがないのが終わり…
23. 匿名処理班
※20
証明も出来ないのに勝手に決めるなよ。
あるかないかより、その姿勢がが愚かすぎる。
24. 匿名処理班
某作品みたいに、終わりの先の方が知りたいな
25. 匿名処理班
死神は怖い、無理やりあの世へ連れて行かれるっていうイメージがあるけど、この映像の死神は優しい。やっぱり死を司る神様なんだなって思う。
26. 匿名処理班
※13
※14
輪廻転生があることが前提で、しかもすべての生物に転生する可能性を考えるところが日本人っすなあ。すごく仏教徒的だ。
これがキリスト教圏だと魂があるのは人間だけだし、というかそもそも転生という考えがないのが普通のキリスト教なんだよね。
それがアジア圏との接触で死後の世界観も自然崇拝的な要素が加わってきていたりと色々面白い。前に流行った「千の風になって」もその発信源はアメリカだったわけだけれども、ガチガチの清教徒から生まれたアメリカでこういう考えが受け入れられるようになったあたりに時代を感じる。
27. 匿名処理班
うん。何度見ても、転生の話ではなく、死を受け入れる話だよね。死神っぽいキャラは、死んだ男がその事実・現実を受け入れる準備ができるまで待ってくれてる。男がその人生を、その誕生から振り返り、母の暖かい温もりの思い出の中で眠りにつくまで待ってくれてる。切なく、悲しく、寂しく、そして優しい作品だと思う。
28. 匿名処理班
オラは死んじまったダー。オラは死んじまったダー。オラは死んじまったダー。
天国、行ったダ〜♪
飲みすぎで事故って死んだ酔っ払いの歌もあることだし、やはり飲みすぎはよくないな。
29. 匿名処理班
すばらしい。みんな、生きようよ。
30. 匿名処理班
観てたらRADIOHEAD聴きたくなった
31. 匿名処理班
男の「自分の死についてもっと考える時間をくれ!」っていうお願いに対して死神が今までの男の思い出(走馬燈?)を見せたのは「すでに生まれてから何十年も時間をあげたでしょう?」っていう答えなのかなと思った。
32. 匿名処理班
※28
前に聞いた話で、死神は死者の魂を刈り取り神のもとへ連れていく農夫で
天使(御使い)は人間を罰する執行者だと聞いたことがある
現世を彷徨うことも悪魔に連れて行かれることもないよう迎えに来てくれるわけだから
本当は死神の方が優しい存在なのかもしれない
33. 匿名処理班
困るのは突然の死だとPCの中身
死ぬ直前にPCのデータを全部消滅させてくれ
34. 匿名処理班
俺が死ぬときにこんなにも優しい死神が来てくれるのだろうか?
生きているのがつらい
35. 匿名処理班
命は闇の中でまたたく光。闇から生まれ、死ねば闇へと帰っていく。
そんなことを漫画版のナウシカで言ってたような。
つまり闇はお母さんなんだね。
音楽が昔好きだったルールオブローズを思い出させる。
36. 匿名処理班
唯物論者として死を考えると宗教の偉大さが見えてくる。
死への答えを提示してくれている。わからず怯えるよりずっといい。
信じる者は救われる、真理だよ。
生憎と俺は信じられない人間になってしまったが・・・。
37. 匿名処理班
見えた!
38. 匿名処理班
死について考えるのって、ある意味人の考え方の成長を促すものだよね。
ある意味その恐怖との戦いでもあるよね。
39. 匿名処理班
私は死んでやっと落ち着けるんじゃないかなと思ってる。
イメージとしては草原で寝転がって風を感じながら流れる雲を見るような。
そんな安らかさがあればいいなと思う。
でも死ねばそこで終わりで消滅するんじゃないかとも思うし、わかんないな。
輪廻転生は勘弁して欲しい。
やっぱり生きるのは辛いよ。
40. 匿名処理班
※44
でもそれって人間が勝手にそうだといいなーって考えてることだと思うんよねー
話が少しそれっかもしれんけど昔の医療は瀉血って血を抜いたら健康にいいとか
最近でも火傷したら温めたほうがいいとか人間の考えてることって最初はだいたい
間違えとる。
死んだらどうなるか経験者でもいない限り、想像だけじゃ間違え続けると思うわ