星の数ほどいる人の中から、偶然に出合い、その偶然が必然に変わるとき。そのはじまりの合図として「触れ合う」という行為がある。どういうわけかその人の体の一部に触れたくなる。まずは手から。そして徐々に体全てをこの手にある感覚に記憶させたい。
お互いの「触れ合いたい」の気持ちはやがて愛へと変わり、そこに絆が生まれる。このショートフィルムは、握手から始まり、愛を育んでいった老人女性が、その愛の絆を次世代へとバトンタッチするまでを描いた、美しい人生の物語である。
思えばいつも、はじまりは「触れる」ことだったのかもしれない。生まれてきてすぐに、母親が我が子を抱きしめるように、男女の恋愛も「触れ合いたい」と思う気持ちが、愛へとつながっていくのかもしれないな。
▼あわせて読みたい
地球上の最悪の場所から心温まる10のストーリー
ゾンビ同士の爽やかなラブストーリーを描いたらどうなるか?こうなった。「ロットンヒル(Rotting Hill)」
「おじいさんは私が守る!」おじいさんに恋をした公園のガチョウ、おじいさんに張り付いて密着警護(米ロサンジェルス)
コメント
1. 匿名処理班
パルモにも早く必然の人が見つかると良いね(´;ω;`)ブワッ
2. 匿名処理班
ということは…
うわ何をするやめろ
3. 匿名処理班
いい
4. 空缶
「ブラッドミュージック」で、遺伝子の記憶に辿り着いた主人公が
若年時代の父親として、若い母に恋し、ときめきを追体験する話が凄く好き。
パパの青春、ママの青春。
5. 匿名処理班
素敵だ。
6. 匿名処理班
好きな子とデートをした日、勇気を出して手を繋いだんだ
跳ね除けられた
心の繋がりの方が先である愛の絆
7. 匿名処理班
こういう見方というか着眼点は日本人には無理だよなあ
8. 匿名処理班
これ、なんて言ってるのか分かればなぁ