風に乗って運ばれる昆虫やクモを気象レーダーで追跡し、夏の豪雨をもたらす積乱雲が生まれる現場を突き止めることに、気象研究所などのグループが成功した。これは積乱雲の発生を予測する技術につながる成果で、茨城県つくば市で今月26日から始まった日本気象学会で発表するそうだ。
ソース:虫を追跡し積乱雲予測…気象研などが成功 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)積乱雲は、風が集まった場所で上昇気流ができると発生する。研究グループは昨年8月7日午後、東京西部の上空約500メートルに全長1ミリ程度の昆虫などが滞留しているのを、羽田空港の気象レーダーでとらえた。東京湾からの冷たい海風と陸の暖かい空気がぶつかる場所に、風に流されてきたホソハネコバチやクモが滞留したものとみられ、そこで積乱雲が生まれたのも確認した。昆虫などの体内の水分が、雨滴と同じようにレーダーの電波を反射するらしい。 また、最初にできた積乱雲から、冷気が雨とともに噴き出し、これに乗って昆虫などが移動するのも追跡。冷気が次々と新しい積乱雲を誕生させたり、積乱雲を大きくしたりする場所も確認した。この日、一帯は豪雨や落雷被害に見舞われた。
ということで上空にこまかい虫が大量に滞留していた場合には、雨が降るかもしれないから注意っと小耳に挟ませていただくことにしよう。
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コメント
1. 匿名処理班
要チェックやー!
2. 匿名処理班
蜘蛛で雲を…いやなんでもない。
3. 匿名処理班
なんだか全くピンとこないけど
新しい天気予報に利用されたりするんだろうか
4. 匿名処理班
上空500mにいる虫をチェックすればいいのか?
よくわかんないけど、レーダー買ってこよう
5. 匿名処理班
うわぁスゲー
こういうあり得そうで無かったものを
発見できるってすごい!
6. 匿名処理班
にゃんこの表情がこわいい
7. ぽんちょ
次は動物の行動から地震予測ができるかも。
8. 匿名処理班
レーダーで1ミリサイズの虫を把握できるとは知らなかった。
気象用レーダーって意外と高性能なんだな
9. 匿名処理班
まぁあれだな。
蜘蛛をつかむような研究だな。
10. 匿名処理班
小耳に挟むの使い方がおかしくないか
11. 匿名処理班
雲を蜘蛛にかけているのかと思ったら、ホントにクモだった・・・
♪だからもっと遠ーくーまで君をー 奪って逃げるー
12. 匿名処理班
上空500mまで行くことに驚いた。
蜘蛛ってすげー…でも温度下がったら活動できなくなるんじゃないの?
13. 匿名処理班
レーダーおそるべし。
14. 匿名処理班
なんだか気象用レーダーでステルス機を発見できそうな勢いだな
ステルスは虫以上鳥未満に映るらしいし
15. 999
映画の暴走特急で
ステルス機を気象レーダーみたいな何かで探知して
撃墜してた気がする。
16. 匿名処理班
あれは大気の乱れじゃなかったか
17. 匿名処理班
すごいな。ますます高精度な予報が出せそうね
しかし俺のガラケーには届かないのであった
18. 匿名処理班
真夏にできる積乱雲って超巨大でなおかつ輪郭がハッキリしてて、ついつい見とれちゃう。