北極カナダのカンギスクジュアク(Kangiqsujuaq)の約500人のイヌイット族(エスキモー)は、氷点下の冬に巨大な危険を冒し、海氷の下からムール貝を採集しているという。
アザラシの肉料理をおいしく食べるため、メニューにバリエーションを増やすべく、イヌイットたちは、ハドソン海峡の近くで、激しい干潮で海氷が12m下がるときのみにできる、海氷の裂け目を見つけ、そこに穴を開け、洞窟状になっている海底に入り、そこで約1時間、潮が上がってくる間を利用して、命がけのムール貝の採取を行うんだ。
ソース:
Feast Your Eyes: Breathtaking BBC Video Captures Mussel Hunters Beneath the Arctic Ice
これが行える時期は、月が満月、または新月のときのみで、このとき、潮が最も長い間引いているという。
Is this the world's riskiest way to get dinner? BBC Stories
見張り役は、潮の動きを見ながら、引き上げるタイミングを決定する。氷の中に入っている人々は、きしきしと氷が海水でゆがんだ音を立て、押し流される危険性を常に感じながら作業をするのだ。タイミングを誤ったら最後。洞窟内で採集している人は海の藻屑となってしまうほどの危険レベルマックス。
ここで採れるムール貝は、水分をたっぷり含みジューシーで身も太っていてうまいんだそうだ。おいしいものを食べるために命を賭けるというのは、フグの毒が危険と知りながら食べる日本人にも通ずるものがあるかもしれないね。
コメント
1. o0o
なるへそ、フグのたとえがしっくりくるような気がするネ
2. Kk
イヌイットの人たちの会話が日本語(東北弁)のように聞こえる。。。
3. 通行人
コレは怖い。
4. kuru
この一口の為に命を賭す人達が居るんだよなぁ〜…
感謝ともったいないの気持ちを両方持って飽食国家にバンザイ!
5.
閉所恐怖症注意だなこれは
6.
エスキモーは黄色人種だったな
こうして採った貝は特別うまそうだな
7.
売るためじゃなく自分たちで食うためかよw
8.
蚊の食事もいつでも死と隣合わせだよね
エキサイティング
9. ちょいちょい
あらま
10.
俺なら南国の島に移住するレベル
11.
日本人とお顔がソックリだね、なんだか親近感
撮影してた人って先に中に入ってた?
12. GoN
採ったものを売るために命は賭けたくないなあ。
食いたきゃ自分で潜れ、は正しい。
13.
なんだか感動してしまった
14.
たぶん実際こういう事やれんのはごく一部の人くらいじゃないのかな今は。
今はもう普通に町で野菜買って食ってるしね。
15.
フグで通ずるとか無理矢理すぎだろ
16. あたしゃ電波ババア
あの・・・命掛けるより
時計とラジオを買って
潮の時間を調べた方がいいんでね?
南無阿弥陀仏
17.
これは興味深いですね そういえば『貝を捕食中のアザラシを撃ち取って胃袋を裂くと
剥き身の貝がゾロゾロ出てきて、解体中のエスキモーは生でつまみ食いしていた』
って本多勝一のルポでありましたね
18.
死ぬリスクがあるから生きてと言えるわけだし、そりゃこうして採ったもんは美味いだろうねぇ。
19.
これを伝えるカメラマンも命がけ
20.
ポテトチップスを買うのも命賭けなんだよ!
21. 名がありません
伝統的な第一次産業なんだろうね
流通や2次3次産業は1次産業の上にしかなりたたないのだから、
とても、素晴らしい人々だ
それにしても、モンゴロイド系の年配の方は顔つきがそのへんのおっさんと同じだなあw
22.
ルーツがよくわかんない
先祖はなぜワザワザこんな過酷な土地を選んで住み着いたのだろうか
23.
めっっっちゃ美味そう
24.
カナダなのに、アジア系の顔立ちなのね
25.
アメリカ大陸の原住民はみんなアジア系だろ。
26. 匿名処理班
アジア系の顔立ちでも、なんかほんと日本人みたいだw
言葉が通じないのが不思議
27. 匿名処理班
なんか感動した。
漁(他の命を頂くこと)って、正にこの映像なんだと思う。
生きる為に自らの命を懸けて、小さなバケツの量だけ、
愛する子供、妻、そして家族の分だけ少しだけ、頂く。
決してそれは、お金と言われる紙っぺらなどと交換しない。
さすれば、安い換金率の為に、電気ショックを使ったり
底引き網を使い、根こそぎ魚場の命を絣とるなどとの不毛な
行動はせずにすむから。
人間(知恵ある生き物)の糧を得るための漁は、民度の高さ
が必要だと思う。このイヌイット族は、まぎれもなく民度
が高いと感じた。長文失礼。