暗黒界からの使者？愛媛県で真っ黒のトノサマバッタが発見される

　愛媛県大洲市長浜町の公園でこのほど、全身黒色のトノサマバッタが見つかった。専門家は「これほど濃い黒色のバッタは珍しい」とびっくりしているんだとか。 「トノサマ」よろい真っ黒 大洲で発見

　見つけたのは東温市南方の園児中川七海ちゃん（５）。３日午前１１時半ごろ、祖父母宅近くの公園でバッタを捕まえていて黒いバッタ１匹を発見。母に知らせて弟の瑛人君（４）が捕まえたという。

　バッタはまもなく成虫になる終齢幼虫で体長約３・５センチ。捕獲後も元気に跳ね回っており、七海さんは「コオロギかと思った。黒いバッタは初めて見たけどかわいい」と気に入った様子。

　愛媛大農学部環境昆虫学研究室の小川次郎特定研究員（３４）によると、バッタは若齢幼虫期の周辺環境に合わせて体の色が変わるとされる。ただ緑色や褐色になるのが一般的で、黒色になる原因は詳しく分かっていない。小川研究員は「気象など、生息環境の色とは別の要因が働いているのかもしれない」と推測しているそうなんだ。

　別の要因とは何か？興味がムンムン沸いて来ちゃうわけだけど、沸くと言えば、カブトムシ。長野では出荷を控えたデラウエア（ぶどう）を狙ったカブトムシが大量発生しているのだそうで、「カブトムシが、落果し、発酵した果実にカブトムシが引き寄せられることはあるが、（木になっている）フレッシュな果実を餌にする例は聞いたことがない」と、ここでも専門家たちをびっくり仰天させているみたいなんだ。

【ブドウ襲うカブトムシ　出荷直前、果汁吸われる被害 】 　ぶどう農家の男性によると、約５アールの畑でカブトムシがブドウにたかるようになったのは７月２６日。最初に捕ったのは１５匹だったが、翌日は約３０匹、次の日は約８０匹…。畑の３分の１ほどで毎日捕獲が続き、「５０年ブドウを作っているが、こんなことは初めて。３日から出荷だったのに…」と嘆いているそうだ。

　こどもたちには人気のカブトムシが“害虫”になる事態に有効な対策は見当たらず、地元の松本ハイランド農協も困惑しているという。またしてもここで、不可解な現象が発生しているということは、生態系を狂わす天変地異的な何かが、何かがもうすぐ！？