さかなクンの中学校時代の仰天エピソードは、前にお話したかと思うんだけども、実はさかなクン、歌もなかなか上手だし、絵もかわいいし、演奏だってできちゃうということが、「みんなのうた」で証明されちゃったみたいなんだ。
「もっと評価されるべき」―さかなクンのマルチな才能に驚きの声
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「コイシテイルカ」は、歌はもちろん、イラストも、演奏もさかなクンがやってのけているんだ。さかなクンならきっと作詞作曲までできちゃえそうな気がするから不思議。さかなクンの才能は天井しらずっていうか、海のようにどこまでも広いんだ。
そんなさかなクン、実は結婚して子どももいるそうなんだけど、数年前にはイギリスBBCの「Adam & Joe」というコメディ番組内の、日本の文化を紹介するコーナーにも出演を果たしていたんだそうだ。
最後にもうワンプッシュしちゃうけど、さかなくんが、2006年に朝日新聞に記載した、いじめられっ子に送る言葉でも読んで、目がしらにほんのり塩水をにじませてみることにしようそうしよう。
【asahi.com :教育 - いじめられている君へ】
広い海へ出てみよう
中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。
でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。
広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。
ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。
コメント
1. にらこ
さかなクン、究極のフェティストなんだろうけど、ハンパなく極めてるし究めてるしで、すごい人だと思う。料理も美味いし優しそうだし大好きです。
がっ。既婚者子持ちとは知らなかったぞ。「家族を養っている人」という事実に驚愕。
2. 名無し
さかなクンは、前向きで魅力的な人だなとは思ってたけど、朝日新聞の記事を今日初めて読んで、とても感動したし、ますます好きになりました。この記事を載せてくれて感謝です。
3. カリカリ梅食いたい
感動した。
もっと評価されるべきだね。
4. オキアンコウ
深くて味があるヒトなんだろなぁ
5. む
今日たまたまNHKでこれ見た!ww
6. うぇ
素晴らしい記事をありがとう!さかなくん大好き^^
7. k
いやされた(*´ω`)
8. P
まさかの本人登場にビックリしたw
見た目はああいうキャラだけど
知識が豊富で才能あふれてて凄い人だと思う