フィリピンのルソン島では過去2000年に渡り、サガダの崖に棺を吊り下げるというスタイルの墓地があるそうで、地元の人の話によると、天国に一番近い場所であるからとか、地震や水害などの天災に巻き込まれないようにとかいう言い伝えによりこの方法がとられてきたそうなのです。
【Raising the dead in the Philippines - Photo Set and Story】
数百もの崖から吊り下げられている棺には、それぞれに名前が刻まれていて、これは死者が生きている時に年長者によって刻み込まれたものだそうです。とはいえ死者がそのままこの中に入っているわけではなく、いったん火葬された骨がこの棺の中に収められているそうです。
心無い観光客の中には、棺に入った骨を盗む人もいるそうで、地元の人々としては大変心苦しいのですが、観光スポットとしての収入を得る為にこの地を観光客に開放することをしぶしぶ了解したそうです。
サガタの断崖絶壁の棺は、アウシュビッツ収容所、グランドゼロと並び世界のダークな観光スポットのリストに名を連ねたのだそうです。
The people of Sagada continue burying their dead in hanging coffins
コメント
1. ぷ
墓荒らしいくない
2. そm
鳥の餌箱だね